猫背の原因は「身体的な問題」と「生活習慣の問題」の2つに分けられます。身体的な主な問題としては、運動不足などで生じる姿勢を保つ筋肉の衰えです。背骨の自然なS字カーブを保つには、腹筋や背筋がバランス良く働く必要があります。運動不足でそれらの筋力が低下してしまうと、猫背などの姿勢悪化を引き起こします。また、生活習慣の問題としては以下のようなケースが挙げられます。
猫背が引き起こす体のトラブル
猫背の状態が続くと背骨の正常なS字カーブが崩れて、頭部の重さが支えられなくなったり、背骨の一点に負担が集中してしまったりして、体に大きな負担がかかります。具体的に生じる体のトラブルについて解説します。
肩こりや首こり、ストレートネック
成人の頭の重さは約4〜6kgあり、その重さをうまく支えるには、頚椎が適度に前弯している必要があります。しかし、猫背になると頭を前に突き出したような姿勢になり、正常な頚椎の弯曲がなくなります。
そのような姿勢を続けると、首や背中の筋肉にかかる負担が大きくなり、肩こりや首こりの症状が現れやすくなります。正常な頚椎の弯曲がなくなった状態をストレートネックと呼び、長時間のデスクワークやスマホの使用で起こりやすいとされています。
ゴルフを行っている際にこれらのことについて悩んでいる方はいるんじゃないでしょうか?
- スコアが縮まらない
- もっと距離を出したい
- スライスやフックを治したい
- 強く振ると腰が痛くなる
- 後半から身体が動かなくなってくる
ゴルフは正しい姿勢が非常に重要なスポーツです。正しい姿勢を見つけることでスイングが安定し、ボールを正確に飛ばすことが出来ます。しかし多くの方はスイングをする際に正しい姿勢を維持することが出来なくなることが原因で、筋肉や関節のバランスが崩れ、身体の故障に繋がってしまいます。
ゴルフの姿勢改善に取り組むことでパフォーマンスを向上させることことが出来ます。
よくありがちな誤った姿勢とは
プロゴルファーのショットを見るとショット以前にアドレスの美しさを感じた事はありませんか?綺麗な姿勢(前傾姿勢)でアドレスが決まっている事が良いショットの最低条件です。それに比べて始めたての方のアドレスはどうでしょうか。アドレスの時点でミスショットが出そうな不安定さを感じた事があるんじゃないんでしょうか。
ここでよくありがちな誤った姿勢(アドレス)について考えていきましょう。
反り腰
背中が反り返りお尻を大きく突き出した「反り腰」と言う姿勢もあります。
反り腰は腰椎の後面に無理のかかった姿勢なので、腰を反ったままスイングすると、腰椎に負担のかかったまま身体を捻転させるため腰を痛める可能性も高くなります。
猫背
猫背は反り腰の反対の姿勢とも言えます。 前傾姿勢というより前屈みになっているケースもあります。
猫背のままではスイングで背骨(胸椎・腰椎)の可動性が狭くなる事により身体が回転しにくくなりそれをカバーするようなショットになりミスショットに繋がります。
猫背は普段の姿勢からそうなっている方も多いのでゴルフ以外の場面でも猫背にならないように気を付けることが大切です。
当院では、ストレッチポールを使い、猫背姿勢で固まった背中周りの筋肉・柔軟性が低下してしまっている背骨(胸椎)をストレッチをかけ筋肉、骨格にもアプローチをして猫背改善をしていきます